J-PEDIAプロジェクト
日本小児麻酔困難気道レジストリ―
J-PEDIA研究は、日本で初となる小児全身麻酔の気道確保中に起こる
危機的合併症とそのリスク因子に関する調査です。
小児の全身麻酔では、気道確保の失敗は危機的な合併症につながる恐れ
があることは広く知られています。
しかし、日本において気道確保失敗やそれに続発する危機的合併症に
関わるリスク因子は十分に調査されていません。
J-PEDIAプロジェクトでは、小児全身麻酔の気道管理に伴って起こる
危機的合併症を減らす医療安全活動の発展・普及を目指します。
J-PEDIAの目的
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01
研究
日本で明らかになっていない小児麻酔気道確保時の危機的合併症とそのリスク因子を調査します。
02
臨床
各施設毎の危機的合併症とリスク因子のデータを定期的にフィードバックし、小児麻酔の安全向上に貢献します。
03
教育
プロジェクト参加者による付帯研究のプロトコール作成から論文執筆まで支援し、臨床研究の普及に貢献します。
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01
研究
日本の小児麻酔気道確保に関連する危機的合併症およびそのリスク因子を解明します。
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02
臨床
定期的なミーティングを通じ、各施設の危機的合併症の発症率とリスク因子についてフィードバックすることで 各施設レベルから始まる小児麻酔の 安全向上に貢献します。
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03
教育
プロジェクト参加施設の研究者が行う付帯研究のプロトコール作成から論文執筆までを支援し、臨床研究者の育成に貢献します。
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データ収集方法
1. 各施設18歳未満のすべての麻酔症例を対象
(ただし同一対象者で2回目以降の麻酔は除外)
2. 紙ベースのデータ収集用紙に記入
3. データ漏れのチェック
4. REDCap®システムを通じてオンライン上で 症例登録を実施
1 / 参加問い合わせフォームの送信
必要事項をご記入の上、下記フォームをご送付ください。
プロジェクトの概要説明を希望される場合も下記フォームよりご連絡下さい。
2 / J-PEDIAプロジェクトについての説明会
後日、J-PEDIAプロジェクトの概要および研究実施方法に
ついての詳細をWeb会議にてご説明いたします。
3 / ご施設での倫理委員会への申請
あいち小児保健医療総合センターの倫理委員会に一括申請を行い、
その承認書類を含めて各ご施設の倫理員会へ承認申請を行っていただきます。
4 / 参加施設でのデータ収集トレーニング
1-2か月のデータ収集トレーニングを実施していただきます。
5 / 研究用データ収集開始
準備が整った段階で本格的なデータ収集が開始となります。
6 / 付帯研究、オンラインミーティング実施
全データを使用した付帯研究を実施していただけます。
さらに、医療安全向上を目的としたオンラインミーティングを定期的に開催していきます。
付帯研究のルールについてはこちら →
J-PEDIA関連の研究
1. Epidemiology of adverse events attributed to airway management in paediatric anaesthesia: protocol for the prospective, multicentre, registry-based, cross-sectional Japan Pediatric Difficult Airway in Anesthesia study (J-PEDIA).
Kojima T, Yamauchi Y, Watanabe F, et al. BMJ Open 2023;13:e067554. doi: 10.1136/bmjopen-2022-067554